歯磨きはなぜするの?他の動物は虫歯にならない?

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博士
博士

シャコシャコシャコ

ラン
ラン

ねえ、博士〜

博士
博士

シャコ?

ラン
ラン

歯磨きしてるとこ悪いんすけど、人間ってなんで歯磨きするんすか?

博士
博士

シャコ?シャココシャココシャ

ラン
ラン

ホント悪かったっす。

クチュクチュペッしてから教えてくださいっす

博士
博士

クチュクチュペッ

博士
博士

歯磨きする理由だと?

そんなもの、虫歯予防の為に決まっているだろう

ラン
ラン

いやまぁ、それは分かるんすけど、

歯磨きしてるのなんて人間だけじゃ無いっすか?

博士
博士

そうだな

ラン
ラン

他の動物は歯磨きとかしてないのに、

虫歯とかにならないんすか?

博士
博士

ああ、そういう話か。

 皆さん、毎日歯磨きしているでしょうか?

 もちろん、私もしています。

 今回は人間はなぜ歯磨きをするのか、そして、人間以外の動物は歯磨きしなくても大丈夫なのだろうかについてお話ししたいと思います。

虫歯の原因は糖質と原因菌

 そもそも虫歯とは、食事に含まれる糖質と口内の原因菌によって起こる現象です。

 流れとしては、食事に含まれる糖質を口内の原因菌と呼ばれる菌たちが分解すると歯垢(プラーク)が出来ます。

 この歯垢に潜む細菌により酸が発生し、歯が溶かされます。

 この状態を私たちは虫歯と呼んでいます。

口内に存在する原因菌とは

 原因菌とは、正式名称はストレプトコッカス・ミュータンスと呼ばれる菌です。

 この菌は元々人間の口の中には存在しない菌です。

 つまり生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在しません。

 ですが食器の共有や関節キッスなどの様々な理由で多くの人間の口内に存在します。

 ちなみに、これらの要因を掻い潜り、口内に原因菌の存在しない人間は実際にいます。

 羨ましい話とは思いますが、日頃の不断の努力はかなり大変そうですね。

動物は虫歯にならないの?ウチのペットは大丈夫?

 さて、人間が歯磨きをする理由についてお話ししましたが、では人間以外の動物はどうなのでしょう。

 歯磨きをしている動物なんて、まず見かけませんよね。

 結論から申し上げて、野生の動物が虫歯になることはほぼありません。

 肉食動物にせよ、草食動物にせよ、彼らの食事には糖質がほぼ存在していないからです。

 加えて、原因菌に感染していない種がほとんどなのです。

 また、人間のように唇が発達していない動物は口内を密閉していないことが多く、歯が常に空気に晒され乾燥しており、菌が繁殖しにくい環境でもあります。

 つまり、虫歯になる理由がそもそもないのです。

 ですが例外として、人間に飼育されている動物については虫歯になる可能性があります。

 皆さんは動物園で果物をもらっている動物を見たことがあると思います。

 おウチのペットにオヤツをあげている方もいることでしょう。

 そういった動物は虫歯になる可能性があるので、人の手によって歯の健診や歯磨きが必要な場合があります。

 ペットショップに行ったことのある方なら、店頭でペットの歯磨きグッズを見たことがあるのではないでしょうか。

 動物たちは、歯が虫歯になっても言葉で訴えることはできません。

 ですので人のそばにいる動物たちのケアは、私たちが責任を持ってしっかりとやっていかなければならないことですね。

ラン
ラン

よく分かったっす。

つまり、人間でも動物でもないアタシは虫歯にはならないってことっすね!

博士
博士

え?そういう話だったっけ?

ラン
ラン

いや〜、アンドロイドで良かったっす

ラン
ラン

甘いお菓子いっぱい食べてくるっすね!

博士
博士

あ、おい、ちょ・・・

博士
博士

・・・

博士
博士

歯磨いたし、寝るか

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